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昭和の龍宮城として名高い目黒雅叙園。 限定公開が多く、中々見る機会のなかった昭和の保存建築、 「百段階段」で、創業80周年記念の平山郁夫展が開催されていると知って、友人と見に行きました。 平山郁夫美術館から出品された約50点が、「百段階段」で結ばれた龍宮城さながらの各部屋に展示されています。 ↑は「天かける白い橋」 瀬戸内しまなみ海道 2000年 今回の展覧会では、日本各地の美しい風景の素描に、平山画伯独特の澄んだ深い緑色、群青、碧色の水彩に彩られ、観る者をほっと癒します。 本画としては、上のパネルの画、「瀬戸内しまなみ海道」の大作以外にも数点出品されていました。 茜色に染まる吉備路の夕暮れ、清冽な緑に映える出雲の須我神社、浄土を彷彿させる仏たち、深緑の木立にたたずむ中尊寺金色堂・・・ などなど 絵葉書を買いました ↓ シルクロードを題材にした絵は出品されていませんでしたが、日本の自然がかもしだす深いみどりと海の群青を基調とした作品は、日本人の心の琴線にふれ、郷愁をかきたてます。 良かったです! さて、会場となった雅叙園の百段階段。 昭和10年( 1935 )年に建てられた木造建築で、ケヤキの厚板の階段が果てしなくつづいています(本当は99段) → 天井には華麗な草花が果てしなく描かれています 百段階段とそれに接する6部屋は国の登録有形文化財 清方の間 天井 部分 鏑方清方の部屋です。 美人画で埋めつくされ・・・ うっとりする内掛けが展示され・・ ここには画伯の作品はなし ↑写真 雅叙園HPより 階段で結ばれた各部屋は、当時最高のアーティストたちにより見事な装飾がされています。蝶貝をはめこんだ螺鈿(らでん)、ゆたかな色彩の日本画が天井まで飾り、くわえて浮き彫り彫刻、精巧な建具。 しかもそれぞれの部屋はすべて趣向が異なります。 豪華絢爛(けんらん)! 息を呑みますよ! 桃山風もあれば、日光東照宮系列、歌舞伎風、元禄風もあります。 なんと表現したらいいのでしょう? 漁樵(ぎょしょう)の間 (絵葉書より) ←この部屋には展示作品はなく、部屋の鑑賞のみ。 旧木造館にある漁樵の間は、「千と千尋の神隠し」の湯屋の部屋のモデルなんですって! 全面が金箔張り。 超派手。 あ然とします。 悪趣味だという人もいますが・・・・雅叙園が結婚式場であることを考えれば、 その昔、ハレの日、華やかな部屋でド派手に寿ぐのも、龍宮気分が味わえてみんな楽しかったのではないでしょうか? 異次元っぽいお部屋です。 現在は見学だけですが、かつては祝いの宴に人々が集い、「高砂や〜〜」と唄い、舞ったことでしょう! 雅叙園は、元々、立身出世の創業者・細川力蔵が、1931年(昭和6年)に目黒に開業した料亭で、国内最初の 総合結婚式場でした。 太宰治の小説『佳日』にも登場しています。 これまた口があんぐり。 新龍宮城なのです。 その徹底ぶりに頭が下がります。 ここまでやるかぁ〜と舌を巻きます。 雅叙園は数多くの絵画などの美術品(数千点)を併設美術館に所有していましたが、創業者・細川力蔵亡き後、 2002年に経営破綻したおり、美術館は閉鎖され、作品群は散逸してしまいました。 旧木造館の各部屋にほどこされた絵画、彫刻などは、剥がすことができないので、残ったんだそうです。 その後、(株)目黒雅叙園として再建されました。 2004年、この経済危機にもかかわらず株価が右肩上がりの、海外でも結婚式場を展開するワタベ・ウエディングの傘下に入っています。 見学した日は平日でしたが、婚礼以外のお客様でいっぱい。 ランチに中華をいただきました。 とてもおいしかったです。 百段階段での展覧会、楽しかったです。 ただですねぇ〜〜〜、龍宮城と平山画伯の絵という組み合わせ、ちょっとヘンテコリン。 かなり奇想天外な感じがしましたけど・・・・ まあ、二つ楽しみが味わえるので、お得感はたっぷりですが・・・(笑) そして今回、龍宮城はおとぎ話の海の中ではなく、目黒に存在することがよくわかりました。 百段階段のyoutube 映像です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 参考 「平山郁夫展 at 百段階段」 開催期間 2009年2月14日(土)〜3月31日(火) 開催時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで) 入場料 1名様 1500円 前売り券 コンビニなどで1200円 会場 目黒雅叙園 昭和の保存建築・百段階段 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 Tel:03-3491-4111 目黒駅から行人坂下り徒歩3分。権之助坂経由で徒歩5分。 ■平山郁夫展 at 百段階段 HPへ ■ ■目黒雅叙園HP■ ■平山郁夫美術館■ 目黒周辺 関連記事■ 夢を食べる獏像 羅漢像 目黒五百羅漢寺 ■へ ■前の記事へ■ 展覧会関連記事■ 月光の美 加山又造展 へ■ ■桜の美 河合玉堂「行く春」〜東京国立近代美術館■へ |
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|---|---|
東京紀行
年に1度くらいは東京に行きます。東京にも古き良き文化はたくさんあります。 今回訪 ...続きを見る |
和歌を訪ねて 2009/03/21 11:04 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
んまあ!素晴らしいですね!!!!!! |
モニカ 2009/03/05 21:34 |
こんばんは |
☆サファイア 2009/03/06 00:08 |
お早うございます。 |
minoc 2009/03/07 11:09 |
目黒雅叙園は、椿山荘、明治記念館などと並んで純和風の結婚式場として有名ですが、わたしは一度も行ったことがありませんでした。先日、娘がブライダル系の就職説明会で目黒雅叙園に行ってきて、「とっても素敵なところだった。」と |
MOKO 2009/03/07 13:02 |
minocさん、こんにちは。今回の平山展は日本の風景がテーマだったようです。 |
☆サファイア 2009/03/07 13:17 |
MOKOさん、こんにちは。お嬢様、そうでしたか。椿山荘の庭園もステキですね。 |
☆サファイア 2009/03/07 13:25 |
サファイアさん こんばんは。 |
ピュア URL 2009/03/07 18:56 |
ピュアさん、こんばんは。 ハイ、豪華絢爛でした。 |
☆サファイア 2009/03/07 23:07 |
すばらしいですね。 |
kazu URL 2009/03/08 21:48 |
kazuさん、こんばんは。そうですか、上京されるんですね。 お時間があれば、ぜひ。 できたら、開館早々がいいと思います。お昼すぎからバスツアーがやってきますから。 それから私、ここの近所の五百羅漢寺にも行ったのですが、羅漢像がとてもよかったです。 kazuさんの予定に間に合うかどうかわかりませんが、記事を一個あげるつもりです。良かったら雅叙園からとても近いのでお時間があれば・・・忙しくて中々ブログに時間がとれません。 |
☆サファイア 2009/03/08 22:22 |
行ってきました、平山郁夫展。よかったです。 |
kazu URL 2009/03/21 11:08 |
kazuさん、TBありがとうございました。雅叙園にいらした記事、読ませていただきました。 目黒からは白金、歩くには少し遠いかもしれませんね。 私の記事が少しだけお役に立ったようでとても喜んでおります。コメントありがとうございます。 |
☆サファイア 2009/03/21 17:07 |
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