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help リーダーに追加 RSS 沈丁花(ジンチョウゲ)開花 & ヒマラヤ山麓の沈丁花

<<   作成日時 : 2008/03/09 09:01   >>

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 淡き光立つ にわか雨
 
 いとし面影の沈丁花
  
 あふるる涙の蕾から
  
 ひとつ ひとつ香り始める

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
 

 ユーミンの歌を口ずさみたくなる、晴れた朝、沈丁花(じんちょうげ)の蕾(つぼみ)がほころびはじめました。

 顔を寄せれば、ああ、いい香り。 春の訪れを告げる芳しい匂いです。
 
 
 沈丁花 いまだは咲かぬ 葉がくれの くれなゐ蕾 匂ひこぼるる

 沈丁花 みだれて咲ける 森にゆき わが恋人は 死になむといふ *

 
 上のふたつは若山牧水です。 *は少し芝居がかっていて私的にはちょっと・・・( 牧水先生、失礼なコメントですみません ) やっぱりユーミンのほうがいい。

松任谷由実 春よ、来い ■←クリックでYouTubeへ 

 昔よく歌いました。 遠い一コマが思い浮かびます。
 ありがとうユーミン。

画像


 沈丁花は春の雨が似合います。
 
 
 やさしい雨が降ったあと、沈丁花の香る道を歩けば

 雨の匂いと花の香りが風にたゆたい
 
 早春の冷気のなか、春を予感させます。

 そして、ほのかな香気は遠い記憶を呼び覚まします。

 
 香りが、沈香(白檀、サンダルウッド)と丁字(クローヴ)を合わせた匂いがすることから、沈+丁+花と呼ばれるのだそうです。 でも、沈丁花ってその二つよりやや甘い香りだと思うのですが・・・・

 中国では瑞香(ロイシャン)と呼ばれています。

 沈丁花は日本へは室町時代に渡来しました。学名はDaphne odora 。花芽は前年の12月頃からできています。咲き出すまでに、寒い冬の季節を花芽のまま過ごします。

 
 沈丁花は中国原産。 中国の中部から雲南省を経てヒマラヤあたりまでの山野に自生している植物です。 ヒマラヤ山麓には幾種類かのダフネ(Daphne)の原種が群落をなしているそうです。

     
画像

                   野生の沈丁花 Daphne papyracea
             カトマンズ渓谷を見晴らすヒマラヤ高地に自生

 
 和紙の原料であるミツマタ、ガンビなども沈丁花科の植物です。ネパールの文献によれば、ヒマラヤ高地では、古くから上の写真の沈丁花 Daphne papyracea よりロクタ( Lokta )と呼ばれる紙を紙漉き(すき)で作っていたそうです。風合いは日本の和紙に似ています。考えてみれば同じ沈丁花科ですものね。 

 11〜12世紀のロクタ紙のなかには、深い青色のものがあり、こうした美しい紙には、経典などを金色や銀色のインクで書いていたそうです。


画像 神々の高い峰々が青くつらなる
 
 山麓に咲く沈丁花

 ヒマラヤの峰を越えゆく烈風にも
 
 降り積もる雪にも
 
 耐えぬいて春の光を待つという
 


  
画像 満天の星々の光を浴び
 
 神々や精霊もまどろむ

 夜の静寂(しじま)に抱かれ

 眠るのでしょうか

 


 画像 
 雪解けの一粒ひとつぶの水滴に潤い
 
 澄みわたる冷涼な大気のなかに
 
 輝く春のかけらを見つけて
 
 そっと蕾をひらき 香るのでしょう

 

 
 だから
 
 ふるさとを離れ、遠い異国の地でも
 
 花々が群れ咲く季節より
 
画像 はるかに早く 
 
 楚々として
 
 気高く
 
 咲くのかもしれません
 
 私は沈丁花の花が好き
 

......................................................................................................................................................................


 ネパールの3点の写真は、カトマンズのフリーランス・フォトーグラファー、Ghintangさん撮影。 非営利のもについて使用が認められている一部の写真を掲載
遵守条項 / Compliance■ 


 ↓のサイトでGhintangさんのカトマンズ周辺の写真をみることができます。(一部後半には、なぜかエジプトの写真もまざっていますが・・・)
Ghintang カトマンズ渓谷■ 


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         ■カンナの花の向こうに海が見える

  

 


花風 沈丁花 バラ詰
花風 沈丁花 バラ詰

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
沈丁花
私の実家にも以前ありました♪
私もこの香りが大好きでした♪
モニカ
2008/03/10 16:59
Hi、モニカさん、沈丁花いい香りですね。私、これと秋の金木犀も好き。それとバラも。百合は花粉が大きいからちょっと苦手かしら。コメントありがとうございます。

サファイア
2008/03/10 21:45
沈丁花という名前には、そういう意味があったのですね。とても面白いです。
沈丁花の香りも好きですが、梅の香りも好きです。
まだ冷たい夜の空気に漂う香気が好きです。
どちらも先に香りがして、それから姿を探します。そんなところも好きです。
のらこ
2008/03/10 22:35
コメントありがとうございます。のらこさんがおしゃるとおり、歩いていて匂いに気づくと、どこに咲いているのかな?と探しますね。今日も道を歩いて探していましたよ。そういえば、梅もそうですね。花はやっぱり香る花がいいですね。
サファイア
2008/03/10 23:17
私も今日、沈丁花の花の香りに気がつきました。
お隣りの庭にある白い花の沈丁花でした。
う〜ん とってもいい香り。
春っていいですよね。色とりどりの花、香りが
満ち溢れて、とても幸せな気持ちになります。
素敵な記事、ありがとうございます。
MOKO
2008/03/18 22:02
おはようございます。昨日、なんかロッグインの調子おかしかったですね。最近ウエブリブログ不調が多いです。お隣の白い沈丁花いいですね。白い花は清らからな感じでとても好きです。今だけの香りですね。それから、私、またそそっかしいこと書いたみたいね(笑)。お許しを。グリーンのお菓子、とても参考になりました。はじめて知るスナックも多かったので食べてみたいなぁと思いました。食べることだけはすごく興味があって。コメントありがとうございます。
サファイア
2008/03/19 07:35
サファイアさん、お久しぶりで―す。沈丁花、近くの公園で今満開なの。とても良い香り。私も沈丁花好きです。ユーミンの歌も有名ですけど石川さゆりも沈丁花の歌をうたっています。演歌なの.....私もたまに演歌歌います。ジェロいいですね。話が逸れてしまって....沈丁花は挿し木で増えると聞きました。友達から梅雨になったらもらおうと思っています。
あられ
2008/03/23 10:03
あられさん、こんにちは。石川さゆりも歌っているんですね。私、知らなかったです。また聞いてみたいと思います。ジェロさんのファンなんですね。なかなか彼、クールですよね。そうなんですよね。沈丁花は挿し木で簡単に増えるんです。今年挿し木すれば、運がよければ来年少しは咲くかも。楽しみですね。コメントありがとうございます。
サファイア
2008/03/23 14:44