女性が竜退治をする時代? ティム・バートン「アリス・イン・ワンダーランド」
ゴールデン・ウィーク中にティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」を娘と一緒に観ました。3Dの眼鏡をかけて。 この映画は、ディズニー映画ですので、ディズニーがむかし制作したアニメの「不思議の国のアリス 原題 Alice in Wonderland 」の続編というかたちで作られています。ということは、ルイス・キャロル(Lewis Carroll 1832~1892)の原作( 不思議の国のアリス:原題 Alice's Adventures in Wonderland )から離れた別作品であると言えるでしょう。 映画の中で、アリスは成長して美しい娘になっています。 公式サイト ←
アメリカ版のポスターより
何がいちばん驚いたかというと、アリスが竜退治をすることです。ええ?? ルイス・キャロルの原作に竜・ドラゴンなんて出てきました?? グリフォンは出てきましたが・・・
西洋では、竜退治は元来、男の仕事。
男といっても、たいてい、騎士や聖人、王子などの身分の高い男性が
おこないます(女性が退治した場合もまれに)。 西洋の竜・ドラゴンは
東洋の竜・龍とは異なり、伝統的に邪悪な存在です。
ドラゴンとは、屠られる存在として、これまで多くの西洋の文学・絵画
また映画などに描かれてきました。最近の童話などでは、
グローバル化の影響なんでしょうか、「良い子ちゃん」のドラゴンも
多数登場していますが・・・・・もともとは悪者なんです。
左のモローの絵をご覧ください。
Saint George and the Dragon by Gustave Moreau (1826-1898)
この竜退治は多くの画家が描いている超有名な聖ゲオルギウスの
竜退治です。英語の場合は聖ジョージ。ドラゴンさん、小さめですね。
.
さて、ティム・バートンの「アリス~」は夢で見た物語です。人が夜見る夢には、ヘンな怪物やわけのわからない筋書きがあらわれますね。 たしかに夢の世界は、ワンダーランドです! 夢については、フロイトに始まり、色々な人たちが解説していますが、その中でC.G.ユングの夢についての学説は、多方面に大きな影響をあたえました。 ユング的にこの映画を見ると、とても興味深いものがありました。 というか、この映画、元々、ユング的夢の解釈を意識して作られているんじゃぁないかしら? ヘレナ・ボナム=カーターが演じる赤の女王は、夢を見ている人(この場合、アリス)の内面に潜む、みずからが認めたくない嫌悪する側面である「影 シャッテン shadow」であることは明らかですから。影には「白い影」もありますから、白の女王(アン・ハサウェイ)も出てきて面白かったです。*白の女王は元々、ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に登場。
ポスター
竜退治に話をもどすと、竜のような怪物を退治するテーマは古今東西、多くの神話や物語に現れます。日本の場合、スサノオ(素戔男尊/須佐之男命 スサノオノミコト)のヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治する話が有名ですね。あのオロチを竜とするか大蛇とするかはともかく。
ギリシャ神話ではペルセウスが、メドゥーサを退治します。ヘラクレスもヒュドラをはじめとするさまざまな怪物を退治します。メドゥーサを竜とするのにも少し問題がありますが、こうした竜的な怪物を退治するのは、古来、男がやってきました。
ところが、この映画では、うら若い女性、アリスが竜を退治します。 じつはここ10年いえ30年ぐらい前から、ドラゴンを退治する勇ましい女性や少女が、童話や映画にたびたび登場するようになっています。
無料壁紙はこちら
大ヒットした「魔法にかけられて 原題:Enchanted」でもうら若いヒロインのジゼルが、邪悪なブルー・ドラゴン、ナリッサを退治します。 そればかりでなく、「魔法にかけられて」では、ジゼルは愛する男性を、ドラゴンから救出までするのですよ!
ありゃアリャと思いました。 苦難を乗り越え、美しい姫や恋人をドラゴンや魔法の毒牙から救出する。そのあと、運命のファーストキスをするのは男性の役割じゃあなかったの? 「そしてふたりは幸せに暮らしました」って、おとぎ話はなるはずなのでは?
世界中に散らばる「英雄が竜を退治する、あるいは恐ろしい怪物を退治する話」。 この話は、人が恐ろしい怪物との戦いに打ち勝って、自我を確立し、大人になってゆくためのイニシエーションの話だと、考えられています。また、竜は人の魂(プシュケ)の深層にひそむ「グレート・マザー・太母」的なものが、そこから独立・自立するのを阻もうとする否定的側面であるとも考えられています。
気になるのは、ずっと長らく男性がやって竜退治を、女性もやる時代になった点です。 かつて女性は、グリムやペローの「眠り姫」のように、100年、いえ、400年ぐらいお昼寝できるはずじゃなかったの? 外の脅威は、みんな男性に打ち払ってもらって、惰眠をむさぼることができたはずなのに・・・・ なんでまた、恐ろしい「竜退治」をやらなくてはならないの? って映画を見ながら思いましたよ。 「アリス」に出てくるドラゴン、けっこう怖いのです!男女雇用均等法もできたし・・ あ~あ、大変な時代になりました。
さて、ルイス・キャロルの描く「アリス」の世界は「ナンセンス Nonsense」のモチーフが山盛り。「ナンセンス」は日本語では、「馬鹿げたことを!」になるんでしょうか。 原作では、アリスが「ナンセンス!」を連発。「ナンセンス」こそアリスの世界を特徴づけるものといえるでしょう。
聖書の次に欧米で読まれているという「アリス」。 つまり欧米では、みんな子供時代よりおなじみの、よく知っているお話なのです。 そのナンセンスきわまりないキャラや言葉遊びも含めて。 ですので、原作を子供時代に楽しんだことがなければ、突然映画だけを見ても、あまりよくわからないかもしれません。
ポスター
ところで、ジョニー・デップ演じるマッド・ハッター( Mad Hatter) ↑、ディズニーの前作では、かぎりなくマッド(mad 気が狂っている )で 「ナンセンス」だったのに、あれ、どうしたんでしょう? この映画では目覚めてしまって、竜退治に参加しているので、もうびっくり。 マッド・ハッターがマッドじゃなく、ナンセンスから離れてしまっては、お終いだと思いますが・・・メイクや衣装はしっかりイカレテいて、マッド・ハッターにふさわしかったですね!
有名なティーパーティーの場面の挿絵 ハッター(帽子屋)は帽子をちゃんとかぶってますね!
興味深いのは、狂った帽子屋は、帽子を飛ばして正気に戻り(?)戦います。 このあたり、ティム・バートン、きちんとした考証をしていますね。なぜなら、「気が狂う」原因は、帽子を作るさいの水銀のせいで精神疾患にかかる帽子屋がイギリスやヨーロッパでは昔多かったからです。 He is mad as a hatter. という表現が英語にありますね。 狂う元凶である帽子を飛ばすとは、面白い!
この映画は、いわゆる「成長物語」なんでしょう! 成長の過程を夢の世界から描くというか・・・・ そう意味では中々面白い映画でした! 筋書きは平凡ですが・・・ 画面ぜんたいは、夜みる夢の世界の色(少し暗いですよね、夢の中の世界は)をみごとに描き出していました!
関連記事 神話に見るドラゴン・クエストと竜退治 へ
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おまけ
ディズニーの旧作「ふしぎの国のアリス」は宝島社から学習教材としてDVD + 解説付きがでています。
中々いいですよ! たった1150円。 この値段で、DVDは、英語字幕・日本語字幕・字幕なし と三種類付いています。 すべてのセリフの解説もあり、英語学習に最適です。この旧作アニメはルイス・キャロルの原作にわりと忠実です。
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アメリカ版のポスターより
何がいちばん驚いたかというと、アリスが竜退治をすることです。ええ?? ルイス・キャロルの原作に竜・ドラゴンなんて出てきました?? グリフォンは出てきましたが・・・
西洋では、竜退治は元来、男の仕事。男といっても、たいてい、騎士や聖人、王子などの身分の高い男性が
おこないます(女性が退治した場合もまれに)。 西洋の竜・ドラゴンは
東洋の竜・龍とは異なり、伝統的に邪悪な存在です。
ドラゴンとは、屠られる存在として、これまで多くの西洋の文学・絵画
また映画などに描かれてきました。最近の童話などでは、
グローバル化の影響なんでしょうか、「良い子ちゃん」のドラゴンも
多数登場していますが・・・・・もともとは悪者なんです。
左のモローの絵をご覧ください。
Saint George and the Dragon by Gustave Moreau (1826-1898)
この竜退治は多くの画家が描いている超有名な聖ゲオルギウスの
竜退治です。英語の場合は聖ジョージ。ドラゴンさん、小さめですね。
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さて、ティム・バートンの「アリス~」は夢で見た物語です。人が夜見る夢には、ヘンな怪物やわけのわからない筋書きがあらわれますね。 たしかに夢の世界は、ワンダーランドです! 夢については、フロイトに始まり、色々な人たちが解説していますが、その中でC.G.ユングの夢についての学説は、多方面に大きな影響をあたえました。 ユング的にこの映画を見ると、とても興味深いものがありました。 というか、この映画、元々、ユング的夢の解釈を意識して作られているんじゃぁないかしら? ヘレナ・ボナム=カーターが演じる赤の女王は、夢を見ている人(この場合、アリス)の内面に潜む、みずからが認めたくない嫌悪する側面である「影 シャッテン shadow」であることは明らかですから。影には「白い影」もありますから、白の女王(アン・ハサウェイ)も出てきて面白かったです。*白の女王は元々、ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に登場。
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竜退治に話をもどすと、竜のような怪物を退治するテーマは古今東西、多くの神話や物語に現れます。日本の場合、スサノオ(素戔男尊/須佐之男命 スサノオノミコト)のヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治する話が有名ですね。あのオロチを竜とするか大蛇とするかはともかく。
ギリシャ神話ではペルセウスが、メドゥーサを退治します。ヘラクレスもヒュドラをはじめとするさまざまな怪物を退治します。メドゥーサを竜とするのにも少し問題がありますが、こうした竜的な怪物を退治するのは、古来、男がやってきました。
ところが、この映画では、うら若い女性、アリスが竜を退治します。 じつはここ10年いえ30年ぐらい前から、ドラゴンを退治する勇ましい女性や少女が、童話や映画にたびたび登場するようになっています。
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ありゃアリャと思いました。 苦難を乗り越え、美しい姫や恋人をドラゴンや魔法の毒牙から救出する。そのあと、運命のファーストキスをするのは男性の役割じゃあなかったの? 「そしてふたりは幸せに暮らしました」って、おとぎ話はなるはずなのでは?
世界中に散らばる「英雄が竜を退治する、あるいは恐ろしい怪物を退治する話」。 この話は、人が恐ろしい怪物との戦いに打ち勝って、自我を確立し、大人になってゆくためのイニシエーションの話だと、考えられています。また、竜は人の魂(プシュケ)の深層にひそむ「グレート・マザー・太母」的なものが、そこから独立・自立するのを阻もうとする否定的側面であるとも考えられています。
気になるのは、ずっと長らく男性がやって竜退治を、女性もやる時代になった点です。 かつて女性は、グリムやペローの「眠り姫」のように、100年、いえ、400年ぐらいお昼寝できるはずじゃなかったの? 外の脅威は、みんな男性に打ち払ってもらって、惰眠をむさぼることができたはずなのに・・・・ なんでまた、恐ろしい「竜退治」をやらなくてはならないの? って映画を見ながら思いましたよ。 「アリス」に出てくるドラゴン、けっこう怖いのです!男女雇用均等法もできたし・・ あ~あ、大変な時代になりました。
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興味深いのは、狂った帽子屋は、帽子を飛ばして正気に戻り(?)戦います。 このあたり、ティム・バートン、きちんとした考証をしていますね。なぜなら、「気が狂う」原因は、帽子を作るさいの水銀のせいで精神疾患にかかる帽子屋がイギリスやヨーロッパでは昔多かったからです。 He is mad as a hatter. という表現が英語にありますね。 狂う元凶である帽子を飛ばすとは、面白い!
この映画は、いわゆる「成長物語」なんでしょう! 成長の過程を夢の世界から描くというか・・・・ そう意味では中々面白い映画でした! 筋書きは平凡ですが・・・ 画面ぜんたいは、夜みる夢の世界の色(少し暗いですよね、夢の中の世界は)をみごとに描き出していました!
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「不思議の国」は「夢 ...
この記事へのコメント
≪アリス・イン・ワンダーランド≫ご覧になったのですか~。
観たい観タイと思いつつ、なかなか時間が取れず……。
娘が一足先に、友達と観て来たのですが、「観た方がいいよ~。面白かったから!」と絶賛していました。
これは行かなくては。
最近は、現実でも凛々しい女性が多くなりましたね。
いつも、男性の『次』又は『下』のポジションに鬱々とした思いを抱いてきた私としては、単純にうれしいかも……。
でも、物語の中なら「痛快!」だけで済みますが、現実世界では確かに大変ですよね。
美しい画像、丁寧でわかりやすい解説、広く深い知識に基づいた、『なるほど!』の感想……。
いつも読みごたえのあるブログ、ありがとうございます♪
まるでジャンヌ・ダルクのように勇ましい姿です。
俗っぽい言い方で申し訳ないですが
最近よく言われる「肉食系」とでもいいましょうか(笑)
でも、いつも思うことは
この世を最後に救うのは男性ではなく女性なんじゃないかと。
世の男性のかたがた、すみません~(汗)
ティム・バートンはたぶんそうしたコンセプトで「アリス」を作ったのだと思っていましたが・・竜退治にみる「男性性」の獲得。きっとそうなんでしょうね!男性が竜退治を夢の中でするのは男性性を得て男として一人前になるので、いいのでしょうが、女性が夢で竜退治をするのは、悩ましい問題があるような気が・・私は母親として娘に将来幸せな結婚をしてほしいと思っています。昔は大嫌いだったMrs.Bennet(Pride and Prejudice)のようにたぶんなると思うので、う~~ん、娘の夢には注意を払わねば(笑)コメントありがとうございます。
本当にジャンヌ・ダルクのようでしょ? そうか!「肉食系」女子が増えているのかも。私は怖がりなので竜退治はとても・しかし以前、大嫌いなムカデやゲジゲジがウヨウヨいるビンに手をつっこんで大切にしていた腕時計を救いだした夢を見たことがあります。詳細は述べられませんが、その時計は私にとって重要なあるもののシンボルでした。それぐらいが夢の中でできた唯一の勇敢な出来事。せいぜい、ゲジゲジかな? 私は古めかしいので娘に竜退治はさせたくありません。 コメントありがとうございます。
善玉と悪玉がはっきりしている西洋では、いつも竜は悪玉。ちょっと可哀想な気もします。子どもを食う鬼女が改心し、安産・保育の神となった鬼子母神の話などありえません。それでも、おもしろく話を展開させて、竜は退治させる筋の運びは、さすがですね。
”マッド・ハッター”のところは、驚きました。帽子屋は水銀を使っていたから、神経を冒されていたのですか。それを脱いだところで正気に返ったなんて、愉快な発想に思わず噴き出してしまいました。楽しい映画のお話を有難うございました。
映画館が苦手。いつかTV放映されるでしょうから待ちます。
アリスが竜退治”これは現代女性の象徴ではないでしょうか。
{女性は強くなった}と言われ始めて数十年。ますます女性の
社会的地位も向上し活躍の場が増え、家庭は女性が守るという
風潮は薄れつつあります。しかし女性は仕事も家庭、子育ても
出来て初めて認められる。女性の査定は男性に比べて厳しい
ものもあります。ゆえに女性は強し、されど母は優しくですね。
まあ、文化の爛熟期では、男性の女性化、女性の男性化がみられるのは古今東西の現象かなと思います。その次ぎに混乱期が来て「男」の時代となるわけですが。秩序作りは「男」の方がうまいけど、秩序の中で生きるのは「女」の方がうまいんだろうと。でも、心配には及びません。日本国は、昔から「女の国」です。「女のくせに」なんて言い出したのは江戸期以降ですよ。
おっしゃるとおり、西洋では白黒をはっきりつけますね。グレーゾーンが少ないような。悪者が敗者復活することもまれですね。日本の場合、例えば箱根の九頭竜神社の竜などは一度退治されたあと改心したので今や「神様」ですし・・そんなこと西洋ではまずないですね! 水銀は日本でも公害を引き起こし大変でした。マッド・ハッターはこの映画では、原作には全くない新たな役割を担っています・・帽子を脱いだことで「変容」し、というか物語全体を新たな方向へ導きます。そういう役割をする人っていますね! 一見、オカシナ人にもかかわらず重要な変容のきっかけを作る人が。きっと今回の映画では、彼はトリックスター(一つの元型)かもしれません。! コメントありがとうございます。
「アリス」はそのうちテレビでやるから、その時にでもぜひ。娘は「すご~~く面白い」と。私はまあまあ面白かったかな(笑)お話がいわゆる「成長物語」として「自我の確立」神話の王道をいっているので、ちょっとステレオタイプすぎるきらいが・・・アリス的ナンセンスが少ないのですよ!おっしゃるとおりです!「女性の査定は男性に比べて厳しい」! 本当にそう思います。仕事面だけでなく子育て面も厳しく査定されますからね、わりにあいません! 男性にも家事がどれだけできるか、とかの厳しい査定をしてほしいものです(笑)コメントありがとうございます。
「文化の爛熟期では、男性の女性化、女性の男性化がみられる」なるほど、男性の女性化は知っていたのですが、女性の男性化も爛熟期には現象としてみられるんですね。それは知りませんでした。最近の「デコ」ブームも爛熟期の現象かもしれません。日本は「女の国」ですかぁ? アマテラスは女神ですが・・女の国のわりには戦が多かったような気もしますが・・・最近の政治を見ていると、男も女もしっかりしないといけないように思います(笑)「女のくせに」とか「男のくせに」という表現、考えれば性差別がプンプン匂って、よくありませんね!コメントありがとうございます。