猫のテレバシー

画像またもやウチのネコ、朝から隠れています。 「ミーちゃん、ミーちゃん!」と呼んでも家の中は静まりかえっています。 

ふだんなら呼べば、ニャーと小さく鳴いて、どこからともなく現れるのに。 獣医さんちに行く日はいつもこれです。 なぜわかるのでしょう? 朝、獣医さんの話をしたわけではないのですが・・・

いつもなら、ソファに置いた専用の毛布の上ですやすや眠っています。 けれど診察日は、朝ご飯を食べた後、とんでもないところに身を潜めています。 押入れの奥、ベッドの下、クローゼットの奥・・・ 結局、診察時間内に見つからず、連れて行くのを断念したことも・・・・

これって、猫のテレパシー? 口に出さなくても、私の頭の中では、「獣医さんに行って、その後、買い物に行って・・」と考えています。 人はふつうイメージを伴って考えますね。 キャリー・バッグ、車、診察室、点滴、お財布・・・ うちのネコはそうしたイメージをキャッチして、「やば~~い」と判断しているのでしょうか? 

よくわかりませんが、うちのネコがテレパシーとも呼べる不思議な能力で、その身に襲いかかる危険(?)を感知していることは確実です。

我が家のペット、ネコのミー子。 皆さま、はじめまして。 推定14歳になり、いつ逝ってもおかしくないお年頃。
元々は野良ネコでした。 5年ぐらい近所をうろうろして、多くのお宅に多大な迷惑をかけていたそうです。 どんな迷惑かというと、

① チューリップやヒヤシンスの球根を植えたプランター(複数)をトイレとして使用   

② ベランダに出していたカナリアを襲撃 

③ 風呂場の開いている窓から侵入し、お風呂の蓋のすき間から残り湯で喉をうるおす 
   現場に出くわしたここの奥様、腰をぬかさんばかりに驚かれたとか。

④ 網戸を勝手にあけて家宅侵入し、たんすの上で昼寝

⑤ 外で飼っている犬の餌を横取り などなど


こうしたワル猫ぶりに、近所では保健所送りも検討されたとか。 そんなことを露知らない、引っ越しして来たばかりの私、、凍えそうな寒空の下、お腹をすかせにゃーにゃー鳴いているので、夜中、ついつい餌をやりに・・・ 餌をやっていたのは私だけではなかったようですが・・・・


画像 そうこうしているうちに、家を突き止められ、毎朝ウチの庭に現れるようになりました。 
 私がどこかに出かけると、縄張りギリギリのところで、帰りを待っています。 
 姿を見つけると、一目散に嬉しそうに駆け寄って来ます。

 評判のワル猫に先導され、一緒に帰宅するところを目撃されれば、
 餌をやっていることは、近所にバレバレ。 とうとう、お隣の奥様から
 「○○さん、ノラに餌をやってはいけません」 とやんわり注意される羽目に。 

 そうなれば覚悟を決めなければなりません。
 ご近所との関係も考え、「ウチで飼いま~す!予防接種も、トイレの躾けもします」
 と宣言し、ご近所に挨拶に回り、ご理解を得ました。 



「あの汚らしいネコを飼うのか?それも子猫ではなく、年寄りの」 と皆さん、あきれ果てたご様子でしたが・・・ 
たしかにネコの5歳といえば、けっして若くはありません。 けれど、ネコを飼うのは違法でもなんでもないので・・・・

それ以来、はや10年。 今や立派な家猫。 細長くつり上がっていたノラ猫に特有の下品な目も、丸い大きなおめめになりました。 風雨にさらされゴワゴワだった毛皮もツヤツヤに。 とってもお利口なんですよ

春に腎臓の持病が悪化したものの、回復。 今は一応元気ですが、月3回、獣医さんちに治療のため、点滴と注射に通っています。

 
画像ところで去年、アメリカの老人介護施設で飼っているネコのオスカー君が話題になっていましたね→
可愛いですね! うちのネコ、ちょっと負けているかな? 

オスカー君は患者の死期がわかる猫=<死の天使>として有名になりました。 ニュース記事では次のように:

「老人病専門医によると、オスカーは定期的に患者を巡回し、病状の進行を検知。どの患者が次に亡くなるのかを予知するのだという。クンクンと患者のにおいをかいでまわり、ある患者の側に寄り添い、丸くなって眠る」

「オスカーがある患者に寄り添っているのを医者やスタッフが目撃すると、それがほぼ絶対的な予見であるため、患者の家族に適切に最後の時を予告することができる」と医師は話す。スタッフはオスカーが死の前兆を感じると、直ちに家族と牧師らを呼び寄せて臨終に立ち会わせる」

オスカー君、すごいですね! 亡くなる少し前から寄り添い、一緒に眠るなんて、きっと神様が遣わされた「天使のネコ」なんでしょう!

報道によれば、ネコのおかげで死期がわかり、臨終に立ち会うことができた家族の人たちはオスカー君にとても感謝しているそうです。

ネコは古代よりスーパーナチュラル(超自然的な)な能力があると言われてきました。それもあってか、西洋では中世、悪魔の使い(特に黒猫)とされ、迫害された歴史をもっています。 

画像 ネコのテレパシーについての報告例は数え切れないほど、世界中にあります。 

 また、テレパシー以外の超能力にも恵まれているみたいです。
 
 「麦と王様」を書いたイギリスの童話作家エレナ・ファージョンは、
 「私には見えないものが、猫には見えているとわかると、いつも震えてしまうの」
 と語っています。 どうやらネコは、人間には見えない領域が見えるようですね。
 ↑これはネコに限ったことではありません、
 他の動物においてもそうした例が多数報告されています。

 きっと人間さまのほうが、そうした能力を文明の近代化という過程で
 失っていったのかもしれませんね。

 古代エジプトでは神であったネコ。 猫神さまです。ハイ、ウチの家では、
 ミー子さまのご要望を第一と考え、家族一同みんなでお仕えしております。

 ←古代エジプト 猫の頭を持つ女神バステト 




猫関連記事へ  ピアニストの猫、ノラちゃんはピアノが上手 へ



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参考

猫のオスカー君の記事■へ


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