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zoom RSS モネ、ジヴェルニーの庭 ボストン美術館展とオルセー美術館展2010 

<<   作成日時 : 2010/06/05 10:07   >>

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1883年、「光の画家」として知られる、印象派の画家クロード・モネ(Claude Monet: 1840-1926)はパリの西約70km、セーヌ川 が近くを流れる小さな村ジヴェルニーに移り住みます。モネ、43歳。 ジヴェルニーに居を構えたモネは、「睡蓮」の連作なと、晩年の名作を次々と生み出します。緑のしだれ柳が睡蓮の池の緑をさらに深め、庭には色とりどりの花が咲き乱れ、アトリエ兼住まいが静かにたたずむモネのジヴェルニー。 周囲には牛が放牧され、とてものどかな村です。

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上の写真は3年ほど前にジヴェルニーを訪れたときのものです。遠方に緑の橋が見えます? 人が鈴なりになっているところ。 この橋は「日本橋」とかつて呼ばれていました。 この橋のあたりや睡蓮咲く池をモネは多数描いています。

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                   睡蓮の池 緑のハーモニー 1899 オルセー美術館

4月にヒルズの森美術館で開催されていたボストン美術館展を、そして先日、国立新美術館で開催中のオルセー美術館展2010「ポスト印象派」をのぞきました。 二つの展覧会をあわせると、ジヴェルニーを舞台とする作品をふくめ、モネの作品をかなりの数見ることができます。 上の同じ場所を「ボストン美術館展」では ↓

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                             睡蓮の池 1900 ボストン美術館

ジヴェルニーのモネのアトリエでびっくりしたのは、壁面が日本の浮世絵でびっしり覆われていることです。浮世絵の紙は古ぼけ、茶色く変色していました。 その数のすごさ! 当時、ジャポニズムがフランスを席捲していたとはいえ、毎日、彼は浮世絵を見ていたのか!と感慨深く思いました。

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訪れたのは夏でした。モネの庭が美しい季節。 案内してくれたフランス人は、「あなた方には日本庭園とは思えないでしょうね?」 と先回りして心配そうに尋ねます。

モネの睡蓮の池の庭は、昔は「日本庭園」と呼ばれていたとか。現在は、「モネの庭」、「水の庭」と呼ばれていますが・・・日本庭園なんて言われると、日本人ならまずは京都の名園を思い浮かべたりするもの。 どこが日本庭園なのか?と思いながらも、目を凝らしてみれば、少しその雰囲気があるような、ないような・・・

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私の目にはとてもフランスぽく映りました。 たとえどういう名称であれ、本当にステキな庭であることは間違いありません。

画像 モネの庭には観光客がいますが、
 その他のジヴェルニーは静かさにつつまれています。
 セーヌ川もジヴェルニーあたりになると
 緑におおわれています。 

 モネは1896年から「夜明けのセーヌ川」の
 連作を手がけます。左はその一つ。 
 ボストン美術展より

 また1890年から91年にかけて、ここで
 「積みわら」の連作を描いています。
 「ボストン美術展」のほうに、
 その中から出展されていました。 
 夕陽の赤と金色に染まる畑にぽつんと置かれた
 「積みわら」 

私、「積みわら」の連作が大のお気に入り。この「日没」は初めて本物を見たので嬉しかったです。

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                        積みわら(日没) 1891年 ボストン美術館
 
ジヴェルニーの題材以外の作品も多く出展されていました。それにしてもモネは日本でしょっちゅう展覧会やりますね。 たしか07年にも新美術館にモネ展を見に行きましたから。モネのファンが多いのでしょう。

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               ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光 1904 オルセー美術館

モネの絵がお好きな方はyoutubeでご覧ください。


ジヴェルニーのモネの庭


二つの展覧会におけるモネのジヴェルニーを中心に超かんたんにご紹介しました。 私はおつむの処理能力がないので、ボストンやオルセーなどの大美術館が所蔵する各ジャンルにまたがる多数の作品、そして多数の画家についてうまく説明することができません 申し訳ないです。 下に両展覧会の概要を載せています。

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 この記事は2010年6月5日に書いた同記事を、ボタンの押し間違えで削除したことから、あらたにアップしました。 内容は同じです。 多くの方から気持ち玉をいただいていたのに、本当に申し訳ありません。 私、いつもドジで、ミスでの削除はこれで3回目です。お詫び申し上げます。


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参考

画像「ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち」は

米国・ボストン美術館のヨーロッパ絵画コレクションから
16〜20世紀の巨匠47人の名品80点を展示するもの

レンプラント、グレコ、ミレー、ゴッホ、etc. etc. と壮観です
私的には、肖像画が特によかったような気が・・
ドガの「男の肖像」とヴァン・ダイクの「メアリー王女」とか
ゴッホの「オーヴェールの家々」→

あと、ラ・トゥール(結構好きな画家)の
「卓上の花と果物」のモモがおいしそうでした!

東京は、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)

4月17日(土)〜6月20日(日) 会期中無休 

7月6日(火)〜8月29日(日) 京都市美術館で開催

展覧会の詳細は公式サイト


画像 オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」 国立新美術館
 2010年5月26日ー8月16日(月) 詳細は 公式サイト

 今回の「オルセー美術館展2010」は実に見事です
 オルセー美術館が改装しているため、引っ越しせざるを
 えない粒揃いの名品が、世界巡回をやっているため。
 
 ぜひ公式サイトをご覧ください。びっくりされるでしょう!

 ポスターの絵はアンリ・ルソーの「蛇使いの女」 1907
 同じルソーの「戦争」がすばらしかったです。
 
 あとヴュイヤールが多数出品されていて驚きました。
 ゴッホの「星降る夜」、ドニもよかったです。





ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ「貧しき漁夫」1881 ↓       エドゥアール・ヴュイヤール「ベッドにて」1892

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オルセー美術館内部 上                    セーヌ川より (外観) 下

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印象派の名画を旅する ―モネ・セザンヌ・ルノワール・ゴッホ 家庭画報特別編集 (別冊家庭画報)
世界文化社
松井 文恵(まつい ふみえ)=文

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