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zoom RSS ボルヘス「砂の本」と砂のアート(サンド・アート:Sand Art)

<<   作成日時 : 2009/12/05 17:11   >>

驚いた ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 10

もしもある本が、見知らぬアルファベットで書かれているとすれば、そしてどのページも、新たなページをめくったあと、元のページに戻ると、そのページの文字はとどめなく流れる流砂のように消えうせ、そこにはまったく新たな内容の事柄が書かれている。 そんな変幻自在な泉のごとく無限に「知識」が沸き上がる「砂の本」があれば、あなたは買い求めるでしょうか? さらに、「砂と同じくこの本には、はじめもなければ終りもないのです」。

画像南米・アルゼンチの世界的に著名な作家、ボルヘス((Jorge Luis Borges 1899〜1986の短編、「砂の本」はそんな本を買った男の話です。 ボルヘスの作品ではとても変ったお話が魔法のように展開します。不思議な作家です。 ボルヘスには、「円環の廃墟」「バベルの図書館」などステキというか魔術的世界に引き込まれ、宇宙をさまよい歩く感じをいだく短編が多いです。

本は三次元に属する印字された物体であるのが常識ですね(今のところは....) ボルヘスが語っているのは、「宇宙」、そして「存在とは」についてのたぶん比喩なんでしょうが....  ところが、最近、もしかしたら、「砂の本」がこの世に存在するんじゃぁないかしら? なんて思いはじめました(笑)。 きっかけは「砂のアート:Sand Art」です。 

下のyoutubeをご覧ください。 すごいでしょ? 砂のアートを見てからは、砂の本もありそうな気が......(笑)


ウクライナのKseniya Simonova さんのSand Art 砂の絵




ウクライナのIlana YahavさんのSand Art




こうした流れゆく砂を見ていると、茨木のり子さんの詩の一節が思い浮かびます。 

  「すべては動くものであり すべては深い翳をもち なにひとつ信じてしまってはならないのであり

  がらくたの中におそるべきカラットの宝石が埋もれ.........」  「いちど視たもの」 茨木のり子 より 



                       ああ、すべては生々流転す!
              
              時雨降る冬の昼下がり、しばしおセンチになりました。


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おまけ

初冬ですね。 いつのまにか、紅葉も終わりかけ。 本格的な冬が近づいています。 木の葉の赤、木の実の赤が鮮やかです。 最後の彩りでしょうか。


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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
変幻自在なサンド・アート『砂の本』。まるでマジックを見ているようで、驚きました。
人間の営みなんて、波打ち際の砂に描いた絵のように儚く消えていくものかもしれません。それでいて、切なく、美しい。

江戸時代に、砂絵を描く大道芸人がいました。客の求めに応じて、その場で、動物や風景を持参の砂に描いて見せたといいます。動画作品を観ていて、思い出しました。


minoc
2009/12/06 23:27
いつも未知の世界に導いて下さるので、楽しみにしています。

ボルヘスの短編、読んでみたいと思います(^-^)/
Kay
2009/12/07 00:13
minoさん、おはようございます。
江戸時代の砂絵の大道芸人さん、きっと大人気だったんでしょうね。
砂絵はさまざまな形態があると聞いています。ウクライナの方々は一瞬にして絵を変えて行き、音楽付きのperformanceが人気だそうです。とてもきれいな方ばかりだから載せようかな?って(笑)。おっしゃるように、人間の営み、「切なく、美しい」とすれば、「美しい」ものにしたいです。私の場合、なんかあまり美しくないような.....(笑) コメントありがとうございます。
☆サファイア
2009/12/07 08:26
kayさん、ありがとうございます。
ボルヘスは好みがあると思いますが、私的には面白いです。宇宙とか永遠についてがテーマみたいな感じが... 「円環の廃墟」最初漢字間違えていましたでしょ?これが正しいです。しょっちゅう間違えてばかり(恥)。あと「記憶人フネス」も面白かったです。これは「伝奇集」の方に載っています。 こちらこそ色々教えていただいて嬉しいです。
☆サファイア
2009/12/07 08:32
サファイアさん こんにちは。

サンドアート、2〜3年前だったでしょうか
一度テレビで観たことがあります。
一枚目の女性だったような?違うような?ですけど
初めて知ったその世界に本当に惹きこまれました。

こんな動画もあるんですねー!?
しばし見入ってしまいました。
自由自在に動く砂の世界。
ひとつの場所にとどまらず、それでいてきちんと描かれてるアート。

今日もすばらしいものをありがとうございました。
ピュア
URL
2009/12/08 15:32
ピュアさん、こんばんは。
サンド・アート、TVでご覧になったんですね。私はyoutubeでしか見たことがありません。いいなぁ! 実は私、「砂」好きなんですよ(笑) 変でしょ?
石庭も好きだし、砂漠の風景も好きです。
砂漠化したら困るんですけどね(笑)見るだけなら、ごちゃごちゃしてなくてすっきりしているから。 一瞬に変るから、面白いです。私たち自身、そんな存在だしね。 コメントありがとうございます。
☆サファイア
2009/12/08 19:34
サファイアさん、こんにちは。
サンド・アート素敵ですね! youtubの上の絵、そう、砂漠に星が出ている絵ものすごくファンタジーを感じます。茨木のり子さんの詩、「すべては動くものであり・・」今度図書館に行ったら探してみようと思います。こちらも朝から冷たい雨が降っていて、わたしもサファイアさんと同じようにおセンチになってしまいました。
MOKO
2009/12/11 12:48
MOKOさん、こんにちは。今日、本当に寒いです。時雨て気が滅入りますね。
サンドアート、幻想的ですね。これをセラピーにも使っていると聞いています。 茨木のり子さんのここに書いているのは、この詩のタイトルで、これが載っている本は、「対話 茨木のり子詩集」版元:童話屋です。私、彼女の詩が好きで時折読みます。それからそちらへのコメントで、またまたスペル間違っていたでしょ? loneliness でしたね。e がぬけておりまする(恥)いつもいやになります、アホだから。 これに懲りずにどうぞよろしく。コメントありがとうございます。
☆サファイア
2009/12/11 17:15
こんばんわ!
すごい!サンドアート!
ウクライナってすごいですねー!
この土地ではポピュラーなのですかね?
美しいですね。
ありがとうございます^^
モニカ
2009/12/12 18:24
モニカさん、ウクライナ、すごいです。サンド・アーティストの有名な方は、ウクライナの方だそうです。ウクライナ語?ロシア語?よくわからないのですが、ウクライナが経験した戦争についてのサンド・アートみたいですね。
コメントありがとうございます。
☆サファイア
2009/12/13 17:04

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