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先日、上野の東京国立博物館、表慶館で開催されていた、「スリランカ展ー耀く島の美に出会う」をのぞいてきました。 赤道のほぼ直下、インド洋に浮かぶセイロン島が国となっているスリランカ。「光り輝く島」という意味だそうです。 セイロン紅茶やサファイアやガーネットなど、多種類の宝石産出で知られる国です。太古の時代から、ブルー・サファイアを採掘していたとか。 伝説によれば、スリランカはインドから来たヴィジャヤ王子によって建国され、インドのアショーカ王(前3世紀)の王子マヒンダは、当時の王に仏教を伝えたそうです。 如来坐像 後期アヌラーダプラ時代・9世紀 銅造鍍金→ コロンボ国立博物館蔵 購入したセット入場券の残り。 せっかく買ったからには、行かなくては・・・ 数時間、空いたので、閉幕しそうな11月末、 すっ飛んで見に行きました。 東京都美術館のフェルメール展は、 今だにものすごい行列。 とても並ぶ気にはなりません。 見たいけどなぁ・・・・やっぱりパス。 晩秋の上野公園では、イチョウが黄金色に黄葉し、 博物館のユリノキも赤く色付いていました。 表慶館とユリノキ 仏教国スリランカ。 日本で初めての仏像やヒンドゥー神像を中心とするスリランカ美術の本格的な展覧会。ハイライトは、なんとも優美な観音菩薩さま→ 王宮にいらした頃の釈尊の姿を彷彿させるような、王子さま的雰囲気がただよっていました。 観音菩薩坐像 後期アヌラーダプラ時代・9世紀 銅造鍍金 高49.8cm コロンボ国立博物館蔵 髪を美しく結い上げ、腰をくねらせ膝を立てておられます。細身の黄金にかがやく 姿形は実になまめかしいのですが、あたりをはらう気品があります。 スリランカの仏像をたくさん拝見しましたが、どの仏像もウエストがキュとしまり、 スリムで手足が長いのです。 日本の仏像とはやはり異なりますね。 チューナム入れ キャンディ時代・18世紀 まばゆい色とりどりの宝石が金のボディに耀いています。 噛みタバコに用いるチューナム (石灰) を入れる容器です。 ああ、ゴージャス! カーライッカール・アンマイヤール→ポロンナルワ時代・11世紀 青銅 高28.4cm ポロンナルワ歴史博物館蔵 カーライッカール・アンマイヤールは、若さと美しさを捨て老女の姿になり、 シヴァに仕えた女性聖者だそうです。とても印象的。 しわしわの顔、ぼうぼうの髪、垂れた乳。 やせ衰えた体。 上の観音菩薩の光り輝く若さの対極にあるかのような、老婆の姿。 私もいつかこんなふうになるのかな? 老いさらばえた姿に、 がらにもなく、ひと時、この世の無常を感じました。 このほかにもスリランカの至宝がたくさん展示されていました。 お土産にセイロン紅茶を一袋買い求め・・・ 外に出ると、イチョウの黄葉が陽に映えています。 こんなにも美しい金色のイチョウの木立の向こうに、大きな釜での炊き出しに並ぶ多くの人たち( たぶん200人以上 )がいます。 寒空の下、ただ静かに並んでおられます。 胸が痛みます。 金融危機の影響で景気が急速に減速するなか、 派遣切りが苛烈さをまし、雇用がさらに厳しくなっていると、連日ニュースが伝えています。 来年、なんとか危機が収束し、経済が上向きに転じてほしいものです。 実は篤姫のお墓が、寛永寺の奥にある徳川家の墓所内で一般公開がされるとのことで、それも一緒に見たいなぁ、と考えていたのですが、そう現実は甘くはない。 公開日は仕事で行けず、たとえ空いていても、すごい応募者で抽選だったようですね。 でも寛永寺の奥を一度探索したいなぁ! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ おまけ イチョウの葉が舞い散った鋪道を見ると、エルトン・ジョンの"Goodbye Yellow Brick Road 邦題:黄昏のレンガ路"を思い出します。近頃、キーン( Keane )がカバーしました。 ←聞いてみました。 キーンはかなりお気に入りなんだけど、やはりエルトンには及ばないみたい。学校の先輩にこの歌が大好きな人がいました。いま、どうしているのかしら? Goodbye Yellow Brick Road by Elton John なお、歌の中の yellow brick road はイチョウの落ち葉で黄色くなっているのではありません。都会の冷たいレンガ敷きの鋪道のこと。 たぶん夕陽の色に染まっているのかも。 またこの歌には、映画『オズの魔法使い The Wizard of Oz』のモチーフがたくさん使われています。 オズの魔法使いにも yellow brick road が出てきます。 この歌のGoodbye Yellow Brick Road 歌詞と日本語訳を←クリックすると見ることができます。 関連記事■ 大琳派展 ■へ ■ 紅茶 マサラ・ティー ■へ グレイテスト・ヒッツ 1970-2002 ユニバーサルミュージック 2003-02-05 エルトン・ジョン ユーザレビュー: 今でも良い曲☆2枚組 ... エルトン・ジョンの名 ... ヒット曲のすべてと称 ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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スリランカの仏像は、日本のものとは違う趣がありますね。 |
norako 2008/12/06 22:55 |
norakoさん、おはようございます。国によって仏像の姿形はある程度異なるみたいですね。 その国に住む方々の体型を反映しているのかしら?スリランカの方々はとてもスリムだったと、行った人から聞いたことがあります。 来年いい年になるといいですね。 |
サファイア 2008/12/07 10:20 |
はじめまして。 |
レイコ URL 2008/12/10 01:02 |
レイコさん、はじめまして。 上野公園は木々が多いので、四季により表情を変えますね。今から出かけるので、ちょこっとしか拝見していないのですが、レイコさんのブログ、本当に楽しいですね。庭園美術館、私も行きました。 アール・デコのお部屋の公開日じゃあなかったんですが・・・ あとでゆっくり拝見するのを楽しみにしています。 もう一つの返信、帰ってきてから、書かせていただきます。遅くなってしまいますが、ごめんなさい。コメントありがとうございます。 |
サファイア 2008/12/10 07:30 |
サファイアさん、こんにちは。 |
MOKO 2008/12/10 12:16 |
MOKOさん、こんばんは。上野のイチョウのカーペット、きっと懐かしいだろうなぁ、と想像していました。 お勤めの時は、四季折々の変化を楽しまれたことでしょう。あそこは別空間ですね。そうそう、MOKOさん、「Over the Rainbow」お好きでしたね。 とてもいい歌ですもの。 私、MOKOさんの振袖の記事に書くのを忘れたんですが、紹介されていたLover's Concerto、心に染み入るいい声ですね。 最近はバラードでもロックやヒップホップが入ったりして、以前のものとは、雰囲気が違いますね。 まあそれもそれなりにいいですが・・・そうそう、エメラルドシティでした。ずっと昔に見たので、ナントカシティ??とこの記事のとき、思い出せなかったんですよ。 よかった。コメントありがとうございます。 |
サファイア 2008/12/10 19:50 |
スリランカ展。。。いいなあ。 |
nnn URL 2008/12/12 04:19 |
nnnさん、おはようございます。こういう展覧会を見ると、やはりその国に行ってみたくなりますね。 私はインドもスリランカも行ったことがありません。 行った人の話によると、それは信じられないほど暑いそうですが・・・仏跡などの世界遺産がたくさんあるとか・・ |
サファイア 2008/12/12 07:38 |
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