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help リーダーに追加 RSS 金きらめく仏像 スリランカ展 晩秋の上野公園

<<   作成日時 : 2008/12/05 19:44   >>

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先日、上野の東京国立博物館、表慶館で開催されていた、「スリランカ展ー耀く島の美に出会う」をのぞいてきました。

赤道のほぼ直下、インド洋に浮かぶセイロン島が国となっているスリランカ。「光り輝く島」という意味だそうです。 

画像セイロン紅茶やサファイアやガーネットなど、多種類の宝石産出で知られる国です。太古の時代から、ブルー・サファイアを採掘していたとか。 

伝説によれば、スリランカはインドから来たヴィジャヤ王子によって建国され、インドのアショーカ王(前3世紀)の王子マヒンダは、当時の王に仏教を伝えたそうです。 

   如来坐像 後期アヌラーダプラ時代・9世紀 銅造鍍金→ 
   コロンボ国立博物館蔵


画像 「大琳派展」を見に行ったとき、
 購入したセット入場券の残り。 
 せっかく買ったからには、行かなくては・・・
 数時間、空いたので、閉幕しそうな11月末、
 すっ飛んで見に行きました。 

 東京都美術館のフェルメール展は、
 今だにものすごい行列。
 とても並ぶ気にはなりません。
 見たいけどなぁ・・・・やっぱりパス。

 晩秋の上野公園では、イチョウが黄金色に黄葉し、
 博物館のユリノキも赤く色付いていました。



                             表慶館とユリノキ

画像




画像仏教国スリランカ。 日本で初めての仏像やヒンドゥー神像を中心とするスリランカ美術の本格的な展覧会。

ハイライトは、なんとも優美な観音菩薩さま→
王宮にいらした頃の釈尊の姿を彷彿させるような、王子さま的雰囲気がただよっていました。

観音菩薩坐像 後期アヌラーダプラ時代・9世紀
銅造鍍金 高49.8cm  コロンボ国立博物館蔵

髪を美しく結い上げ、腰をくねらせ膝を立てておられます。細身の黄金にかがやく
姿形は実になまめかしいのですが、あたりをはらう気品があります。

スリランカの仏像をたくさん拝見しましたが、どの仏像もウエストがキュとしまり、
スリムで手足が長いのです。 日本の仏像とはやはり異なりますね。



画像 チューナム入れ キャンディ時代・18世紀

 まばゆい色とりどりの宝石が金のボディに耀いています。
 噛みタバコに用いるチューナム (石灰) を入れる容器です。
 ああ、ゴージャス! 








画像カーライッカール・アンマイヤール→
ポロンナルワ時代・11世紀 青銅 高28.4cm ポロンナルワ歴史博物館蔵

カーライッカール・アンマイヤールは、若さと美しさを捨て老女の姿になり、
シヴァに仕えた女性聖者だそうです。とても印象的。
 
しわしわの顔、ぼうぼうの髪、垂れた乳。 やせ衰えた体。
上の観音菩薩の光り輝く若さの対極にあるかのような、老婆の姿。
 
私もいつかこんなふうになるのかな? 老いさらばえた姿に、
がらにもなく、ひと時、この世の無常を感じました。

このほかにもスリランカの至宝がたくさん展示されていました。
お土産にセイロン紅茶を一袋買い求め・・・


外に出ると、イチョウの黄葉が陽に映えています。 こんなにも美しい金色のイチョウの木立の向こうに、大きな釜での炊き出しに並ぶ多くの人たち( たぶん200人以上 )がいます。 

寒空の下、ただ静かに並んでおられます。 胸が痛みます。 金融危機の影響で景気が急速に減速するなか、
派遣切りが苛烈さをまし、雇用がさらに厳しくなっていると、連日ニュースが伝えています。 来年、なんとか危機が収束し、経済が上向きに転じてほしいものです。

実は篤姫のお墓が、寛永寺の奥にある徳川家の墓所内で一般公開がされるとのことで、それも一緒に見たいなぁ、と考えていたのですが、そう現実は甘くはない。 公開日は仕事で行けず、たとえ空いていても、すごい応募者で抽選だったようですね。 でも寛永寺の奥を一度探索したいなぁ!


画像


       ☆        ☆         ☆          ☆         ☆         ☆

おまけ

イチョウの葉が舞い散った鋪道を見ると、エルトン・ジョンの"Goodbye Yellow Brick Road 邦題:黄昏のレンガ路"を思い出します。近頃、キーン( Keane )がカバーしました。 ←聞いてみました。 キーンはかなりお気に入りなんだけど、やはりエルトンには及ばないみたい。学校の先輩にこの歌が大好きな人がいました。いま、どうしているのかしら?


Goodbye Yellow Brick Road by Elton John

  



なお、歌の中の yellow brick road はイチョウの落ち葉で黄色くなっているのではありません。都会の冷たいレンガ敷きの鋪道のこと。 たぶん夕陽の色に染まっているのかも。 またこの歌には、映画『オズの魔法使い The Wizard of Oz』のモチーフがたくさん使われています。 オズの魔法使いにも yellow brick road が出てきます。 

この歌のGoodbye Yellow Brick Road 歌詞と日本語訳を←クリックすると見ることができます。


関連記事■ 大琳派展 ■へ

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
スリランカの仏像は、日本のものとは違う趣がありますね。
面白いです。
それにしても豊かな国だったのですね。

この寒い時期に経済の冷え込みのニュースは、暖かい部屋にいる私をも震え上がらせます。悲しいことです。。。


norako
2008/12/06 22:55
norakoさん、おはようございます。国によって仏像の姿形はある程度異なるみたいですね。 その国に住む方々の体型を反映しているのかしら?スリランカの方々はとてもスリムだったと、行った人から聞いたことがあります。  来年いい年になるといいですね。 
それから、norakoさんの新しいフォントの拝見しました。とてもステキ!

コメントありがとうございます。 
サファイア
2008/12/07 10:20
はじめまして。
スリランカ展に私も行ったのでなんとなく読んでしまいました。
(けっこう前なんですけど・・)
私と同じような事を書かれていたので楽しく拝見しました。
秋の上野も良さそうですね。(*´∇`*)
また、おじゃまします。
レイコ
URL
2008/12/10 01:02
レイコさん、はじめまして。 上野公園は木々が多いので、四季により表情を変えますね。今から出かけるので、ちょこっとしか拝見していないのですが、レイコさんのブログ、本当に楽しいですね。庭園美術館、私も行きました。 アール・デコのお部屋の公開日じゃあなかったんですが・・・ あとでゆっくり拝見するのを楽しみにしています。 もう一つの返信、帰ってきてから、書かせていただきます。遅くなってしまいますが、ごめんなさい。コメントありがとうございます。
サファイア
2008/12/10 07:30
サファイアさん、こんにちは。
上野公園のイチョウの黄色のカーペットとっても
好きです。春の桜や新緑の木々も素敵ですが、とりわけ
この季節の上野公園は格別。美術館のカフェでコーヒー
を飲みながら外を眺めたい気分になります。
「Yellow Brick Road」は、確かに「オズの魔法使い」
の中でドロシーたちがエメラルドシティに行く時に
でてきましたね!「Follow the yellow brick road」
エルトン・ジョンのこの歌も素敵ですが、「オズ」
の中の「Over the rainbow 」も大好きです!
MOKO
2008/12/10 12:16
MOKOさん、こんばんは。上野のイチョウのカーペット、きっと懐かしいだろうなぁ、と想像していました。 お勤めの時は、四季折々の変化を楽しまれたことでしょう。あそこは別空間ですね。そうそう、MOKOさん、「Over the Rainbow」お好きでしたね。 とてもいい歌ですもの。 私、MOKOさんの振袖の記事に書くのを忘れたんですが、紹介されていたLover's Concerto、心に染み入るいい声ですね。 最近はバラードでもロックやヒップホップが入ったりして、以前のものとは、雰囲気が違いますね。 まあそれもそれなりにいいですが・・・そうそう、エメラルドシティでした。ずっと昔に見たので、ナントカシティ??とこの記事のとき、思い出せなかったんですよ。 よかった。コメントありがとうございます。 
サファイア
2008/12/10 19:50
スリランカ展。。。いいなあ。
駅でパンフだけはもらってきたのですが、結局いかなかった。。。

nnn
URL
2008/12/12 04:19
nnnさん、おはようございます。こういう展覧会を見ると、やはりその国に行ってみたくなりますね。 私はインドもスリランカも行ったことがありません。 行った人の話によると、それは信じられないほど暑いそうですが・・・仏跡などの世界遺産がたくさんあるとか・・
いつか行きたいなぁ! コメントありがとうございます。 
サファイア
2008/12/12 07:38