時空を超えて

アクセスカウンタ

zoom RSS マヤ暦が終わるという、話題の2012年は?

<<   作成日時 : 2008/02/26 19:31   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 100 / トラックバック 0 / コメント 5

チチェン・イッツァ  カスティーヨ  メキシコ、ユカタン州 (世界遺産) 
画像 
 「マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド」 

  ↑写真・説明 Wikipediaより


 
 


 最近、マヤ暦を基にした、終末論の本をよく見かけます。確実にこの2〜3年で増えていますね。

 すなわち、「2012年12月23日(or 22日)はマヤ暦最後の日付であり、黙示録的事件が予言されている」という主張を背景に書かれている本です(私の主張ではありませんヨ!)


画像 マヤ暦とは、中米のマヤ文明で使われていた暦。マヤでは、複数の周期の異なる暦を組み合わせて使っていました。

 マヤ文明は、メソアメリカ文明のひとつ。中米のいわゆる「マヤ地域=地図の赤い部分」と呼ばれる地域に、BC1800年ごろ(他の説もある)誕生し、現メキシコ南東部、グアテマラ、ユカタン半島など中米5か国にまたがる地域で、約二千年にわたり栄えた文明です。

 最盛期は古典期と呼ばれるAD250(300)〜900年。

 詳しくはWikipidia■マヤ文明■   英語のWikipedia■Maya Civilization■へ
 Wikipedia にはマヤ暦の説明も載っています。

グアテマラ ティカル (世界遺産)
画像 マヤ文明は高度な数学と天文学の知識を有し、きわめて精密な暦(火星や金星の軌道も計算した)をつかっていたことが知られています。 

 また、マヤの人たちは、数多くの壮麗なピラミッド神殿を建てました。グアテマラのティカル(マヤ古典期に繁栄)には、いまだ調査手付かずのピラミッド群が、うっそうとした熱帯雨林のジャングルにそびえています。

 マヤ文明の研究はすすんでいるものの、多くはまだ謎につつまれています。

 神秘のマヤ文明で使われていた暦(calendar)は、2012年12月22日あたりで終わっているとされ(諸説あり)、それは、暦の最終日以降、地球は大変動に突入し、破局にいたることを示唆しているという主張が、一部の人たちによってなされています

 マヤ暦が終わるという2012年12月に、「地球がフォトン・ベルトに入る」という見解を重ね合わせたもの、また、アメリカ先住民ホピ族の予言を重ね合わせたもの、さらに、「日月神示」を重ね合わせたもの、「次元上昇=アセンション」に結びつけたものなど、さまざまなバリエーションの本が、現在本屋さんの店頭にならんでいます。

 アマゾンで「2012年」というキーワードを入れて引くと、ズラリと出てきます。すごい数の終末予言じみた本が。
 
たとえば、

画像 2012年の黙示録―ついに解読された終末予言
 なわ ふみひと著  たま出版

 冬の風物詩、年末恒例の超常現象について、大槻教授とバトルをくりひろげる、韮澤(ニラサワ)編集長(本当は会長)率いる、かの有名な「たま出版」の本。

 ニラサワさんちの本と聞けば、どんな本か、たいていの方はイメージできますね。 私は年末にはタケシ司会のあのバトルを見て、大いに笑い、年を越します。去年の暮れは最高でした。ニラサワさん、金星人の住民票なるものを見せてくださいました。あの方、吉本よりオモシロイ

 そのほかにも、たくさんあります!いったいこの現象は何なんでしょう?

「2012年地球は滅亡する!」
「2012年12月23日ホモサピエンス(人類)の歴史が終わり地球が新次元に進化する日」
「フォトンベルトの真実と暗黒星ネメシス―2012年のカタストロフィーに向けて」
「マヤの暦はなぜ、2012年12月に終るのか」  などなど

画像フォトン・ベルトの真相―2012年12月22日のためのアセンション」 
エハン・デラヴィ/著 愛知ソニア/訳  三五館
 
 「トンデモ本」に分類されることも多い、マヤ暦終末論やフォトン・ベルトに関する本。説明すると長くなりますので、下にサイトを記しておきました。ご興味のある方はクリックしてください。

 ■Wikipedia フォトン・ベルト
 
 ■フォトン・ベルト■ 賛否両論が掲載されているが、肯定的な意見のほうが強い。

 
 こうした終末論、すでにおなじみですよね。 21世紀になる前にもありましたもの。
 
 「1999年 7の月
 空から恐怖の大王が来るだろう
 アンゴルモアの大王を蘇らせるために」 だったかしら? 

画像 ノストラダムスの『予言集』百詩篇第10巻72番に登場する「Du ciel viendra un grand Roi d'effraieur,Resusciter le grand Roi d'Angolmois」←原文を後世の一部の人たちが上のように解釈し訳したものですね。
  Nostradamus (1503〜1566)→

 ノストラダムス本人が、ほんとうに上のような意味でこの原文を書いたかどうかは不明です。約500年前に亡くなっていますから、ご本人に真意をただすわけにもいきません。


The Four Horsemen of the Apocalypse  画 Victor Vasnetsov(1887)
画像
 「四人の騎手」 
 世界の終末に現れるとされる
 
 「ヨハネの黙示録」より 


 
 
 
 
 終末論は、どうやら紀元前の古代より、一神教(ユダヤ教など)を中心に存在していたようです。AD1世紀ごろ、イエス・キリストの使徒、ヨハネによって書かれた(諸説あり)、新約聖書の「ヨハネの黙示録」はとても有名ですね。

 日本の中世には、「聖徳太子未来記」と呼ばれる予言書が流布していたそうです。(←じっさいに太子が残したものが混じっているかもしれないが、ほとんどは太子の名を借りた偽書 ) 偽装は昔からあったのですね。

 終末論は、政情不安や飢饉、疫病や戦争などがつづき、人々が世も末と感じて不安感・不幸感が高まると、東西を問わず、くり返し歴史に登場するみたいです。

 21世紀になる前、ノストラダムス本がちまたでは流行っていました。あれは結局、人騒がせに終わりました。

 当時、私も一応ノストラ本も読みました。買わずに図書館で借りて(←セコイ ! )。90年代、実にさまざまなノストラダムス系の終末論の本が出ていましたね。 ノストラ本で名を馳せた五島勉さん、今どうしてるのかしら?                        

画像 私の周囲にもハルマゲドンを信じていた人がいましたよ。

 ハリウッドは、ミレニアム直前の1998年、ちゃっかり、ブルース・ウィリス主演で、大作『アルマゲドン』を公開して大ヒットさせ、ものすごい収益をあげました。

 地球に超巨大小惑星が衝突する事が判明し、このまま地球に衝突したら、人類は滅びる事になるというSFパニック映画でした。

 テーマ曲、「ミス・ア・シング< I Don't Want to Miss a Thing」はいい曲です。↑クリックするとYouTubeの映画のプロモ+曲へ。 (エアロスミスのヴォーカル、Steven Tylerの大きな口は人間ばなれしているでしょ!)

画像 そうそう、こんなのもありました。98年公開の「ディープインパクト」。 「馬」じゃないですよ。 これもハルマゲドン系でかなりヒットしたみたい。よく似たお話です。つまり、未知の彗星が一年後に地球に衝突する可能性があることが判明して・・・・

 ノストラダムスの騒ぎで分かることは、あれで大きな収益をあげた業界があることです。あの種の本を出した出版界の一部、それを取り上げて番組をつくったテレビ。 

 そして、たぶん一番の収益を上げたのはハリウッド。上の年度を見てくださいな。どの映画もハルマゲドンの年とされた99年7月の前年、98年公開でしょ? 映画の場合、テーマ曲がヒットすれば、音楽業界も潤いますね。

画像


 さて、2012年は何か起こるのでしょうか? 古色蒼然(そうぜん)たるマヤの暦を引き合いにした終末論って、いったい何なんでしょうね? 

 古代のマヤの人たちが、2012年12月に、暦が終わっていることをどう解釈していたかは、今になっては誰も知るすべはありません。古代マヤの人自身が書いた解説など、実は残っていないのです。

 学者さんの中には、暦が終われば、たんに暦の初めにもどり、また続いていくだけ、としている方も多いのです。

 こうした現象はアメリカも同じようです。というか、アメリカが本家のようですが・・・・
USAToday」がこれについて特集記事を出していました。

 記事には、「大変化/大変動」があるという主張とその反論、双方を掲載していますが、論調としては、学者さんたちを中心とする反論のほうを支持しているようです。

 その反論の一つは、「2012年に何か起こる」というのは、マヤ暦が終わっていることを利用して、終末待望の人たちや夢想家の人たちが、マヤ人のアジェンダというより、その人たちが考える、またその人たちにとって好ましいアジェンダ、つまり物語を展開しているにすぎない」としています。(フロリダ大学の文化人類学者 Susan Gillespie氏)

 そしてその裏には、この騒ぎを「仕掛けているメディア側に儲けたい( Cash in )意図があると」。

 すでにハリウッドは、06年に、メル・ギブソン監督のマヤ関連の映画を一つ製作済みですね。

2012 ザ・ウォー・フォー・ソウルズ ←クリックすればアマゾンの訳本の説明へ
画像 
 そして、来た、来た、来たって感じ。 2012年の2年前にあたる2010年には、『トランスフォーマー』、『アルマゲドン』の大ヒットを飛ばしたマイケル・ベイ監督の最新作、『マヤ暦2012年(仮題)』が公開予定です。原題は『2012 : The War for Souls』です。

 YouTubeで予告編が見られます。興味のある方は■2012 The War for Souls■へ
 
 面白そうだから、私、見に行くつもりです(ホラホラ、さっそく乗せられてハリウッドに貢献するおバカな私。SF大好きなんです)

 このほかにも、2012年関連のSFぽい作品やアセンションをテーマにした作品が、2010,2011年あたり複数公開されることでしょう。ハリウッドにとっては一大ビジネス・チャンス。やる気まんまんですね。

 2012年 ― その前に経済危機や自然災害が起こるかもしれません・・・、みんなが困っている経済危機や災害のさなかに、人々の不安をあおり騒ぎまくって「2012年ビジネス」でもうけようとする人たち、2012年になーんにも起こらない場合は逆立ちでもしてくださいな。 そうすれば、空が落ちてくるように見えるでしょうから。
 
 で、私的には、USATodayの見解、たぶんそうだろうなぁと思います。ハイ。 なんらかの終末論を信じるのは自由であり、個人的な問題です。考え方とか信条って、人それぞれですから、それはそれでいいと思います。 ただ、ある業界(複数)が、そうした人たちに便乗したり、そうした信条を、ビジネスにうまく利用している面もあるのではないかしら? 

 「ノストラダムスの騒ぎ」の成功体験が忘れられず、二匹目のドジョウをねらっている、ある業界の人たちが。

 モチロン、それもまた自由ですね。一方、信念をもって使命感から、人々に警告しようと活動なさっている場合もあるかもしれません。 ここで、その是非を言っているわけではありません。


画像 そう、世の中、一寸先は闇。 何が起こるかわかりませんよね。1994年7月、木星にシューメーカー・レビ第9彗星が衝突したようなことが、地球に起こるかもしれませんし、太陽の黒点だって活発になって・・・・ 

 
 
 なにはともあれ、あと4年でわかりますね。 

 神のみぞ知る!2012年を楽しみにいたしましょう!


 
 関連記事■マヤ文明 クリスタル・スカル(水晶どくろ)の謎 インディ・ジョーンズ 4 公開に寄せて

       ■マヤ暦2012年テーマの映画、続々制作へ 超大作2本も!■へ
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「世界が終わる」と予言した予言者名とその大ハズレの一覧表はつぎのサイトで見ることができます。■終末予言


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 100
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
かわいい かわいい かわいい かわいい
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。
ちょっと興味のあったマヤ暦のことをコンパクトに知ることができました。(厚い本を読むほどの興味がなくて)ありがとうございます。
古代マヤの人が書いた文献はないのですね。なるほど。
とりあえず、4年後が楽しみです。
norako
2008/02/26 22:04
本当に4年後が楽しみです。最近は、マヤ関連の書籍多いですね。占い本までありますよね。マヤの暦(周期の異なるものが複数ある)は残っていますが、暦に関するマヤ文字で書かれた古代の解説書などは残っていません。ご存知のように、スペインに植民地化される過程で、スペイン人が文化財に対して敬意を払わなかったこともあり、ほとんどが破壊され、どういうものが以前あったのかさえ、よくわからなくなっているようです。もちろん、残っている文献(石が主体)もありますが・・・それとまだ発掘されていない遺跡も多いですから、今後そこから新たなものが出土する可能性はあるかもしれませんね。

サファイア
2008/02/27 16:35
フォトンベルトにはすでに突入しており、2012 12 22日頃に完成を迎える・・という事を言っている人もいるようですね。地球の次元上昇でしょうか?それには人類の意識UPも必要となるのでしょうね。          
 バラの花の記事素晴らしいです!バラにもいろいろ歴史があったのですね。バラを栽培している友人が言ったのを思い出しましたが、バラは日本の野バラが原種になっているということですが・・どちらにしてもバラの花びらのら線は類を見ないほど完璧ですね。
織音
2008/02/27 17:50
コメントありがとうございます。フォトンベルトについては確かに色々な見解があるようですね。これも4年後にはその真偽のほどが大体はわかるのではないでしょうか?アセンションの件は、もし機会があれば、少し考えるところもあり、また記事に出来たらとも思っています。バラについて貴重なご意見、ありがとうございます。そうなんですよね。バラの原種は北半球の新旧両大陸(たぶん日本列島も含め)で、亜寒帯から熱帯にかけて広く分布しているのですよね。ですから、記事を少し訂正したいと思っています。日本では1309年に描かれた「春日権現権記絵巻」のなかに描かれたコウシンバラ(どうやら中国から輸入?)が絵画におけるバラの最古の例とされています。酒井抱一は江戸時代に日本に自生するナニワイバラを描いていますね。ノイバラの仲間ですかね? 
サファイア
2008/02/27 18:39
Hi! 織音さん、私、また漢字、間違えてます。恥ずかしい!「春日権現験記絵巻」ですね。試験の「験」です。よく漢字やスペルをミスしますので、お気づきの方は面倒でなければ教えてくださいませ。
サファイア
2008/02/28 07:58
マヤ暦が終わるという、話題の2012年は? 時空を超えて/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる