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help リーダーに追加 RSS 「ジョー・マクモニーグル 未来を透視する」とサブプライム問題

<<   作成日時 : 2008/01/03 01:09   >>

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 新年になりました。新聞やTVは、2008年度の経済、北京オリンピック、はたまた南極北極の海氷の溶けぐあいにいたるまで、いろいろな予想を立てて報道しています。どんな年になるのでしょうね?

画像 人は未来を知りたがる生き物。 私もモチロンそれなりに興味があります。 昨年、時々、FBI 超能力捜査官と呼ばれるジョー・マクモニーグル氏の『ジョー・マクモニーグル、未来を透視する』という本を、好奇心おさえがたく読んでいました。 

 この本は、1998年にアメリカで刊行された、『The Ultimate Time Machine』(究極のタイムマシン)の訳書で、98年の内容を再構成するとともに、日本向けの新たな書き下ろしが付け加えられ、初版が2006年の12月に出版されました。

 ジョー・マクモニーグル氏のもつ超能力は、「遠隔透視(リモート・ビューイング)」と呼ばれるもの。 かつてアメリカ陸軍の「スターゲート・プロジェクト」という軍の極秘計画に参加して以来、氏は、実践と研究両面から、時間と空間を越えた遠隔透視に長年たずさわってきたそうです。

 日本テレビがやっている「FBI 超能力捜査官」という番組。海外からの超能力者たちが登場して、行方不明者や犯罪の容疑者を「透視」から探りだそうとする番組です。

 あれにマクモおじさん、たまに出ます。私もたまに番組を見ることがあります。 出演する何人かの超能力捜査官たちのなかでも、マクモおじさんはとても人気があります。 けれど、番組の的中率といえば、かなり危ういものがあります。(ズバリ的中もたまにある。 また、かなりいい線の場合もある一方、まったくハズレも多い) 

 本書を読むきっかけとなったのは、マクモおじさんが、98年時点で、イラク戦争(2003年3月開戦)を透視し、98年の英語版の原作にそのことが載っていると聞いたからです。

 ありました、第一章でイラク戦争の件が。こう書かれています。P111
 
 「戦争は間近に迫っている。これから5年以内、1998年から2003年に、イラク北部で第二の戦争が起きるだろう。 1991年、イラクが多国籍軍の前に完敗した湾岸戦争より、はるかに規模が大きいものだと思われる・・・・・」

画像 イラク戦争の詳細については、ハズレているところもあります。ただイラクで戦争が起こること、さらに、9.11同時多発テロらしき示唆は、的中したといえるでしょう。

 「1998年から2003年(または2004年)に、米国は人類がかつて遭遇しえなかったような脅威に直面する。敵対勢力のいずれかが、米国領土内で生物兵器を用いようと試みるかもしれない」 

 9.11同時多発テロじたいは、生物兵器によるものではなかったですが、その後、アメリカ社会は炭疽菌による生物テロに見舞われました。「人類がかつて遭遇しえなかった脅威に直面する」はビンゴですね。

 マクモおじさん、なかなかやるなぁと思いながら、「ヘェー」「ハァー?」「フーン」といったぐあいにざっと読んでいたのですが、あるページで、目が釘付けになりました。日本向けに加筆された第二章の<日本の株式市場と財政>P193のなかで、つぎのように書かれていたのです。 (注:日本向けの第二章は06年に書かれている)

 「・・・・米国人の消費活動は2007年から、大きく落ちこむ。日本の株式市場も影響を受け、同年の二月ないし三月から収益が大幅に下がるだろう」

 私がこの本をはじめて読んだのは、07年の3月の初め。同年2月26日に18300円をつけていた日経平均は、3月5日には、16500円まで暴落したのです。連日メディアは、乱高下しながら下落する(1週間で約1800円)東京市場の様子を恐ろしげに伝えている、まさにその時だったのです。 ↓クリックすれば鮮明な大きなチャートに。

       2007年日経平均(225銘柄)
画像



 上の件は「未来についての遠隔透視が当たった」と言えるでしょう。それで、「どうなるのか?」と市場の推移を注目していました。いま大変問題になっているサブプライムローン問題は、昨年(07年)の8月あたりから大騒ぎになっていますが、その兆候は一昨年(06年)の12月からすでにあり、その後急速に広がったようです。

 そして、昨年3月13日、サブプライムローンの焦げつき問題の影響で、ニューヨーク市場のダウ平均は、昨年2番目の下げ幅を記録。 翌14日、日本市場もで急降下! 

 その後、7月10日に株価は再び大きく動揺。 8月9日には、フランスの大手銀行が一部ファンドを凍結したのをきっかけに、ヨーロッパ市場で発生した株安がアメリカ・東京市場にも飛び火。 世界の市場は大荒れとなり、その後もサブプライム問題は不安の連鎖をよび、欧米市場は信用収縮がつづき、損失がさらに悪化するのではと懸念されています。

 で、マクモおじさん、どんなふうに98年段階で透視しているかというと、「今後百年のあいだに、米国市場で市場まれに見る大暴落が3回起こる。 一つめは、2006年後半。 中東で起きる戦争が主な要因だ。まずヨーロッパ市場に壊滅的な打撃を与え、ついで米国にも影響がおよぶ・・・・」 

 上については、時間軸がずれていますね。ジョー・マクモニーグルの未来透視は、時間軸が1〜5年ぐらいずれる特徴があるように思いました。また経済の不調の直接的要因は、イラク戦争ではなく、サブプライム損失に端を発しているのですが、サブプライム問題については、全然わからなかったみたい。 けれど、アメリカ経済が06年後半からゆらぎだしたのは事実です。さらに、06年におこなった日本についての透視では、

 「・・・米国人の消費活動は2007年から、大きく落ちこむ。日本の株式市場も影響を受け、同年の二月ないし三月から収益が大幅に下がるだろう」 (これはピンゴ!)

 「そして、日本のデフレ経済がふたたび舞い戻ってくる。金利が下がり、収益が伸び悩む。国民の平均貯蓄は円の価値とともに低下する。しかし、欧米の状況に比べたら大したことではない。」 (これについては将来のこと、少しだけビンゴ?)

 さらにつづけて「2008年半ばまでには、欧米の日本円に対する投資が増大する・・・・」としていますが・・・ つまり円高にふれる? さあ、どうでなるしょうか?

 サブプライム関連の世界の損失額はふくらむばかり。 12月27日の日経は、「110億ドル(米シティグループ)、100億ドル(スイスのUBS)などの巨額の損失を公表する大手金融機関だけでなく、中小も間違いなく損失はこうむっていると見られ、サブプライム損は、<5千億ドル(55兆円)>に達するとも試算される」と報じています。 ただし、損失額は今後さらに拡大する可能性があるらしいのです。 あのシティバンクが、メリルリンチがよろめいています。大変な事態ですね。

 日本の金融機関のサブプライム関連損失額は:

 昨年2007年11月時点 Nikkei Netより           2008年3月末

 三井住友FG・・・ 約 870億円 →                     1320億円                                       
 みずほFG・・・ 約 1700億円 →                       6450億円


 三菱UFJFG・・・ 約 270億円 →                     1230億円

 野村HD・・・   約 1460億円 →      1456億円
 
 サブプライム損失ゼロと発表している、三大証券のひとつ、大和證券グループなどもあります。日本の場合は、巨額とはいえ、その損失は欧米にくらべると「大したことではない」ようですね。

 サブプライムローン問題をきっかけに、世界経済の先行きに暗雲がたちこめています。はたしてこの先「大暴落」のような事態に見まわれるのでしょうか? すこし心配な状況ですが・・・・

 マクモおじさんの「未来透視」の一部をご紹介しました。本を読んだ感想は、さまざまな分野にわたるジョー・マクモニーグルの「遠隔透視」、ズバリ的中もあれば、だいたい当たっているものある。 一方、まったくのハズレも多いと思いました。 そして、遠隔透視とはそういうものらしいです。 100%なんてありえないそうです。

 テレビは、彼の的中率を80%と言っていますが、読んだ感じでは、それをかなり下回ると思います。

 でも、そんなものではないでしょうか?「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とか言いますもの。八卦とは異なるにせよ、しょせん神ならぬ人間がすることですから。 

 遠隔透視(リモート・ビューイング)は、証明しようのない前世のことを透視する?のとはまったく異なります。 すくなくとも透視した内容が真実であったかどうかは、時の経過とともに明らかになり検証できますね。そして遠隔透視の場合、「検証する」ことを重要視しています。 
 
 偽装、年金問題などでも、都合の悪いことを、適当な理由をつけて隠したり、消したりする人が多い世の中で、マクモおじさんは、98年当時に透視して、その後、はずれた内容も、削除したりせずに、ちゃんと載せているので、誠実だなあと思いました。「フェアなやり方じゃあないと検証できない」とおじさんは語っています。 

画像 ■日本が打ち上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」から見た地球■ 

 この本のなかで、ぜひ当たってほしい、と思う透視があります。マクモおじさん、<千年後の地球>を透視しています。千年先なんて、夢物語かもしれませんが・・・・

 第二章の最後、<遠い未来の日本:千年先の未来・・・>

 「千年先のはるか遠い未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える。今日の日本からは大きく様がわりしているようだ・・・・

 三つの都市はまるで水晶かガラスで出来ているようで、宝石のように日の光を浴びて多種多様な色を帯びている・・・農業地帯は山地まで及び、ありとあらゆる種類の緑で覆われている。
 
 濃い紫色の海はすこやかそうで、海岸線にそって白波が砕けているのもわかる・・・・日本は未来の地球でも、すこぶる順調に繁栄しているという感じを強く受ける・・・・現在のわたしたちが塵(ちり)に返ったあとも、日本文化は長期にわたって生き永らえていくことだろう」 P198

 みなさん、これ、当たってほしいですよね! まさか日本人へのリップサービスじゃあないですよね? ちゃんと「第三の目」をしっかり開けて透視しましたよね、マクモおじさん?

 千年先の宝石のようにかがやく日本列島!私たちはもういないけれど、そうであればやはり嬉しいですね。 初夢に代えて、この記事をアップしました。 よい一年でありますように!


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ジョー・マクモニーグル氏は「FBI 超能力捜査官」と、日本ではよく呼ばれますが、彼はFBI の捜査官ではありません。 そう呼んでいるのは、たぶん、本を売らんがため、TVの視聴率をあげたいがため、ある業界の思惑なのではないでしょうか。 マクモニーグル氏本人がFBI捜査官と名乗ったことはありませんが、黙認しているのかも・・・・・

 ジョー・マクモニーグル氏についてWikipediaの■Joseph McMoneagle■←クリック を調べてみると、FBI というより、軍の関係者です。アメリカ軍の情報部の活動(スターゲイト・プロジェクト:リモートビューイング(遠隔透視を)を利用して敵方の情報を得る)と、スタンフォード大学の研究所(SR I )の超能力研究に約15年にわたり関与しています。彼は退役後、その活躍により、「Legion of Merit」の殊勲賞を授与されています。

 ジョー・マクモニーグル本人は、遠隔透視(リモートビューインング)での完全に正解(少しずれたり、だいたいではなく、そのものズバリ当てる=direct hits)は、せいぜい20%ぐらいと述べています。

 サブプライムローン問題:サブプライムローンとはアメリカにおいて信用担保力の低い人たち(主に低所得者)に対して行なわれた住宅ローン。詳細は、■サブプライムローンって何のこと?■に分かりやすく説明してあるサイトを見つけましたので、興味のある方はクリックしてください。
 

 また、「遠隔透視:リモート・ビューイング」に関する考察、賛否両論を掲載したサイトがあります。興味のある方はどうぞ →■予知夢、遠隔透視のメカニズム

 ■Remote viewing(Wikipedia)■でその歴史、軍事利用などについて知ることができます。




                          

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アメリカ(米国)のサブプライムローン問題とは
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高層マンションが値下げする日
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